2014年12月5日金曜日

韓国ツアーから帰って来ました。

もう4日も前になるけど、韓国・ソウルでの4日間、3本のライブを終えて日本に帰って来た。
とにかく驚きと発見の連続だった。
韓国ではさまざまな独自の文化を感じ、対して日本の独自性を考えることができたように思う。


その地にしかないもの、その地でしか生まれ得ないもの、文化、習慣、伝統、空気、におい。

それをあらゆる地から捕まえて咀嚼して、組み立て直して、発信して誰でも参加できるフォーマットで(声を出せる、踊れる)伝える、共有する
それがOBUTSUDAN-SUMINOにしかできない役割ではないかと最近思うようになった。

使命といったら大げさかもしれないけど、そういう類いのものです。


あとライブ以外の時間もオーガナイザーのパクダハムとほとんど全ての行動を共にして、いろんな所に連れて行ってもらった。演歌や歌謡曲やポンチャックディスコの音源をいっぱい買い漁った。


辛くて暖かい食べ物の数々、とても素晴らしかった。味噌汁、白米、うどん、お漬け物は日本と同じように美味しかった。

けど今は日本の食べ物の優しさが染みます。


寿司、納豆、肉じゃが、舌にやさしいね。


毎夜毎夜、僕のつたない英語と韓国の人が使ってくれる日本語を使ってコミュニケーションが取れました。簡単な韓国語もたくさん教えてもらい、少しずつ覚えました。



少しずつ覚えた中で一番好きな言葉は別れ際に使う言葉、

「또 만나요(トマンナヨ~)」かなあ。
韓国人に言うと「また会いましょう」という意味だけど、日本人に別れ際に言うと「あなたもがんばってね(僕もがんばるよ)」という意味に聞こえるよねきっと。
(※そこの所は「止まんなよ~」という少し粋な解釈でお願いします。)
そうするとだいたい同じ意味だよねだいたいね。ダブルミーニングを持つ言葉は楽しいね。

韓国のお客さんは凄い。半狂乱状態(笑)の人がたくさん居た。何の遠慮もなく自分の間とタイミングで好きな楽しみ方をする人が多い。サビだからとか、みんなが手をあげてるからとか、そんなの関係ない。好きなように声を上げ、好きなように踊るのだ。おかげでとても盛り上がった。

また行きたいな。また会いたい人がたくさんできた。ありがとう。

とりいそぎ、雑文でした。





PHOTO by Swan Park