Under the my land,
the sea shake me out.
Hah...
Dance ! with you.
Under the my skin,
the way you are.
Hah...
Hey ! miss you.
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いつか行った、ノルウェーの森。
外国に行ったわけじゃない。
日本の、、あれは何県だったんだろう。思い出して調べてみる。
そうだ、兵庫県の神河町というところにあるんだ。
数え切れないほどの木々に囲まれて、歩いたんだ。
あれは、まさしく「森」と呼ぶのに相応しかったと思う。
まだ季節は早かった。
春を待つ森は、例えるなら濁って乾いた白色だった。
360°の世界から鳥が鳴いていた。
道には小川が流れていて、その小川をひょいと飛び越えた瞬間。
メロディーが降って来たんだ。
森の中を行く、大柄でひげの生えた、娘を一人連れた低い声の白人の男性が歌っているようなイメージ。
娘を楽しませるために、男は道中ずっと歌を歌っている。そんなメロディー。
あれからずっと、毎日のように僕の頭の中を流れている。
そして、そのメロディーは僕の頭の中にある「島」の中をすっと流れている。
今はまだ素っ裸でやわくて脆い、ほんの短い鼻歌だけど、
いつか最高の言葉と、それを繋ぐ他の音達と出会う、そのときが来たら、僕が何とかかんとかして形にするから、
そうしたら、
外の世界に飛び出そう。