けど、自分のやるべきはそこじゃないなと思い出してから妙なガスが抜けた。なんとなくの手ごたえのようなものがどんどん無くなっていって自分の居場所なんて今の大阪にあるんだろうかと急に怖くなる時もあるけど、そぎ落とされて気持ちよくもなった。根っこの部分で本当にやりたい音やそれによって見られる、見せられる「景色」を考える余裕ができた。きっと本当に僕に必要だったのはそれだ。
それでも、それでも純粋に周りの人に薦めたいと思える魅力的な音楽を作る友達は大事だ。とても大事だ。
とある新譜のサンプル版が家に届いてて、それを思っている。