2014年10月25日土曜日

BUROGU

このブログをOBUTSUDAN-SUMINOのホームページ兼用として使い始めて2年くらい経ったか、
ライブ情報やニュース的な告知以外にもいわゆるブログ的な文章もたまに書いてる。



正直、どうせ誰も読んでないだろうという気持ちで書いてる。だからこそ書けることがたくさんある。




SNSが流行り出して、ミクシィからツイッターやフェイスブックに移行して、大概のミュージシャンや芸人、その他表現者が発信ツールとしてそれらを使うようになった。僕も使ってる。


あれらはある種の架空の社会であって、公共の場だ。表現者と受信者の垣根が無くなった、ある種自由で、ある種恐ろしい世界だ。
有効に利用するにはある種のコミュニケーション感覚や、大衆感覚を求められる。(もちろんそんなことを排除して使っても当り触りの無い内容を吐き出すだけであれば誰も咎めないけれど。)

だからこそ有効に使おうと思うと無駄に精神をすり減らして疲れることだってある。反応があるのか無いのか気にもするし、あるのか無いのか分かった気になったり、結局分からなかったりする。
反応が無いと思うと凹むことだってある。

僕に全く興味の無い人も読むかもしれないと思うと言いにくいこともある。
文字数を気にして言いたい言い方ができないこともある。

それくらい僕は小心者だ。ああもうほんと情けないくらい小心者です。




だけどここは違う。ここはネットという無限に広大な世界にたった一つだけ認められた僕の島。僕だけの小さな島。どこまでも繋がっていて、同時にどこにも繋がっていない。


果ての無い海の上にぽかんと浮かんでるだけ。









けれどそんな小さな島にも港はある。舟着き場がある。
だからいつでも誰でも舟に乗って勝手にのぞきに来てよ。そういう感じの場所がここ。

だから読んでほしいという意味を込めて「ブログを更新しました。」だなんて、よっぽどのことが無い限りわざわざSNSでは言わない。

興味のある人だけ読んでくれたらいいと思ってる。











僕の部屋には鍵が無い。













たまーーーに。本当にたまーーーーに。「ブログ読んでます。」って声をかけてくれる人がいる。




こんなにも読み手の反応を考えずに自分の為に書いてるような文章でもおもしろがってくれてる人がいるんだな。


とても励みになる。


また書こう。


いっぱい書きたい。